慶良間の海の生物達
ダイビングをしていると様々な生き物達と出会います。
今回はあえて"クマノミ"などのメジャーな魚ではなく、
少しマイナーながらも魅力的な生き物達を掲載したいと思います。
多種多様な魚達
オグロトラギス
こっちを凝視している"オグロトラギス"
慶良間の海底でよく見かける魚の一種です。
近づきすぎなければ同じ場所でじっとしています。
シマキンチャクフグ
ふわふわと海を漂う"シマキンチャクフグ"
外敵から身を守るため、サンゴや岩の間に隠れていることが多いです。
観賞用としてペットショップで売られていることもあるようです。
ネッタイミノカサゴ
大きなひれが特徴的な"ネッタイミノカサゴ"
サンゴ礁や岩の近くでたたずんでいる事が多い、非常に美しい魚です
比較的ゆっくりと泳ぎ、警戒心が薄いのか、人が近づいてもあまり逃げません。
つい触れたくなってしまいますが、背びれや腹びれには猛毒があるので注意が必要です。
ヘラヤガラ
細い体の"ヘラヤガラ"
海中を泳いでいることが多く、特徴的なフォルムをしているのですぐ見分けがつきます。
初心者の方でも覚えやすい魚ではないでしょうか?
その他の生き物達
ジャノメナマコ
斑点模様をした"ジャノメナマコ"
ナマコというと黒一色のものを思い浮かべる方が多いのではないかと思いますが、このような斑点模様をしていたり、表面がトゲトゲになっているものなど、多種多様な姿をしたものがいます。
また、ナマコを裏返してみるとたまにカニやエビなどを見つけることもできるので変わった生物をみたいなーと思った方は試してみてはどうでしょうか?
コールマンウミウシ
独特な色をした"コールマンウミウシ"
実はウミウシって貝の仲間であるのを知っていましたか?
慶良間だけではなく沖縄には数えきれない種類のウミウシが存在しています。
ミカヅキコモンエビ
とっても小さな"ミカヅキコモンエビ"
体長2~3センチメートルほどしかなく、岩の間で生活しており、透き通った体をしているので慣れないうちは見つけにくいです。
こういった小さな生物は群れて暮らしている事が多いので、20~30匹程度であればまとめて見つけることができるでしょう
オニヒトデ
サンゴ礁の厄介者"オニヒトデ"
大きいものは腕まで含めて直径30センチメートル以上あり、毒も持っているので注意が必要です。
美しい景観を見せ、生物の多様性を作るのに一役買っているサンゴを食料としているため、駆除の対象になっています。