上藻別駅逓
ここ上藻別駅逓は1917年に住友金属鉱山株式会社によって開発された鴻之舞鉱山の数少ない跡地のひとつです。当時のくらしや建物を懐かしむ地元有志の方々によって修復維持がなされた全国でも珍しい民間人主導による資料館です。
駅逓の役割とは郵便業務だったり、
その時代、主要な交通手段であった馬の停車場と宿を提供するという事にあったようです。
遠く馬に乗って移動する人たちのコンビニ的な役割を担っていたのでしょうか。
その象徴的な建物を保存し、暮らしぶりを後世に伝えたいと立ち上がった男たち。
ただ資料を収集し展示するのではなく、
建物修復や鴻之舞鉱山の歴史調査を通じて多くの人たちとの交流を持ち、
それを地域の活性化、紋別の知名度向上に大きな役割を果たしています。
入場無料。開館時期は4月から11月となっています。