特産物 野菜
野菜
食用菊
シャキッした歯ごたえ、さわやかな香りが甘くてほろ苦い味を引き立てる、山形が誇る元祖・エディブルフラワー(食べられる花)。それが食用菊です。もちろ
ん、山形市が生産量日本一です。品種としては『もってのほか』が有名で、薄紫の花びらとその一風変わった名前が特徴です。名前の由来は「天皇家の御紋の菊の花を食べるなんてもってのほか!」とか、「もってのほか(思いのほか)おいしい」など諸説ありますが定かではありません。このほかには黄色い花びらの『寿』や『岩風』があります。
きゅうり
きゅうりは様々な場面で目にすることができます。食卓、酒の肴、レストラン…。生でも加熱しても美味しく食べられる、日本人に最もなじみが深いともいえる野菜がきゅうりです。山形市では年間を通してたくさんのきゅうりが生産されおり、国の指定産地にもなっています。
青菜(せいさい)
山形の『青菜』をご存知ですか?「あおな」じゃなくて「せいさい」です。青菜は肉厚で歯ざわりが良く、辛味があり、漬けても軟化しませんので、主に漬物にされます。この『青菜漬け』は山形市では冬の食卓の大定番で、はりはりとした歯ごたえと適度な塩辛さはご飯にベストマッチ!是非お試しください!
なす
ナス科の一年草で、原産地はインドと言われています。日本へは中国を経て1,200年以上前に伝わり、古くから重要野菜に位置づけられています。長い年月の間に各地域の風土や好みにあった地方独自の品種が生まれたため、在来品種が多いのが特徴です。山形市で栽培されている品種は中長形のものが主流で、果皮が軟らかくて様々な料理にマッチします。また、近年、ハウス栽培ではミツバチによる交配が導入されており、農薬の散布回数を減らす取り組みが行われています。 なすは、漬け物や炒めもの、揚げもの、焼きものと色々な料理方法がありますが、ここ山形では、郷土料理“だし”の材料として、盛夏の食欲増進になくてはならない野菜のひとつといえます。